BORA – ARGON 18
◆  2015年ロードレース コーヒーブレーク VOL.3 / 厨房機器メーカーのチーム BORA – ARGON 18


ここ最近、ドイツチームのスポンサーをする企業の顔触れに、どことなく不思議感が漂っている。
具体的には、コースト、ゲロルシュタイナー、ミルラム。

そして今度は、「BORA – ARGON 18」(ヘルスネットの後任)。


BORA=ボーラ、聞きなれない名前。
サイトに飛ぶと、もともと換気扇メーカーとしてスタートし、 ceramic cooktops(セラミックのコンロ天板)分野にも手を伸ばした会社のよう。

商品ラインナップは主に、業務・家庭用のガスコンロ・IHIコンロがズラリ。

ボーラをどう称すべきなのか、天板メーカー、というと格好がつかないなぁ・・・・
などと思い専門家に聞くと、「厨房機器メーカー」という便利な言葉があるようだ。


さて、その不思議感の理由を述べると -

コーストの場合は、女性のカジュアルドレスが中心で、
スポンサーとしてジャージを提供するわけでもなく、スポンサーの理由が見当たらなかった。
ちょっとした裏はあったみたいだけど。



炭酸飲料水メーカーのゲロルシュタイナーも、コカ・コーラのような大手ではないし、
なにしろ単価が安いので、チームを持って大丈夫なのか?と思ったものだ。

ドイツ国内では知名度が高いが、欧州ではそれほどでもなく、ならばロードレースで、
そんな発想なのだろうか。

国内では一般的な飲料らしく、ドイツ出張の時、宿の冷蔵庫には3種類が置かれていた。


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そして、乳製品のミルラム
大手というほどではないようだし、高級感で売るというより、しごく庶民的な味だった。
単価はやはり安そう。

ツールで同じ宿になったとき、庭で無料でたっぷりと配布していた。
ヨーグルトの味は、いわゆる、人工甘味料的な。

こちらも、世界戦略に是非乗せたくてスポンサーをやっているとも思えない。


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そして今回のボーラ。
コンロ天板を世界に売り出すわけでもないだろうし。
スポンサーの費用はバカにならないだろうし、意図はどこにありや?


もしかして、最近チームが導入している食堂車の電磁調理器を彼らが受注して
その縁で?などと想像してみたり。


いずれにせよ、費用対効果が思わず心配になってしまうスポンサーが続く、
不思議なドイツチーム。
2015.01.30 Fri | Road Races| 0 track backs,
RaphaよりBrevet Jersey and GiletのSS15新色
ブルベやロングライド向きのジレ付属Brevet Jerseyを男女版ともにデザインを一新し新発売

イギリス・ロンドン発のサイクリングウェアブランドRapha(ラファ)では、2015年春夏の新作としてBrevet Jersey(ブルベジャージ)の新色と女性版を新たにリリースいたします。ジレ(ベスト)が付属する視認性の高い、人気のロングライド向けウェアの新しいデザインを男女共にお楽しみください。


2010年の発表以来、ロングライドやブルベはもちろんのこと、早朝や夜間走行の多いライダーに支持されてきたBrevet Jerseyが、2015年春夏よりデザインを一新。より視認性を高めるため、ジャージに付属するジレにはボーダーを大胆にあしらいました。ジャージの左腕や胸部、背中には反射素材のモチーフを採用し、ジレを脱いでもライダーの存在を強くアピールします。

ブルベのためのウェアとして、背中のポケットには通常の3つに加え、ジップ付きの大容量ポケットを装備してジャケットや補給食、貴重品の収納力をプラス。また、胸にはブルベカード用のジップポケットをあしらうなど、細部にもロングライドのための工夫が施されています。


男性版はブラック/ホワイト、レッド/ブラック、グレイ/グリーンの3色。新登場となる女性版は、シルエットとフィット感を重視し胸のポケットを省略し、ジレのボーダーのピッチをより細く優美に仕立てられています。カラーはネイビー/ハイビズピンクの1色展開です。



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Brevet Jersey and Gilet
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:ブラック/ホワイト、レッド/ブラック、グレイ/グリーン
価格:33,000円(ジレ込み)
製品ページ


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Women's Brevet Jersey and Gilet
サイズ:XXS、S、M、L、XL、XL
カラー:ネイビー/ハイビズピンク
価格:33,000円(ジレ込み)
製品ページ
2015.01.29 Thu | Road Races| 0 track backs,
ヴィットリオ・アルジェーリとオスカル・ペッリチョーリ
◆ 2015年ロードレース コーヒーブレーク VOL.2 / 自転車チーム監督たちのサバイバル能力


チームコロンビアのスタッフ一覧をしげしげ見ていて驚いた。

元ポルティの選手で、ミルラムで助監督をしていたオスカル・ペッリチョーリが、
チームコロンビアで助監督をしていた。
それも数年前から。

下の写真はミルラム助監督時代のペッリチョーリ。
(ツール・ド・ロマンディのプロローグで、監督車に乗った時の写真。)

ミルラム解散後、やや期間を置いてコロンビアの助監督になったようだ。
幹部がイタリア人なので引きがあったのだろう。


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ちなみに上記の写真でミルラムのチームカーを運転していたのは
ヴィットリオ・アルジェーリ。(写真下)
彼も元選手で、今、オリカ・グリーンエッジの助監督。

ポルティで助監督経験もあり、今中大介さんがポルティに所属していた時、
ジャパンカップに帯同していたような気がする。

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それにしても不思議なものだ。

選手時代の名声と、監督として引く手あまたかどうかはまったく別のような気がするから。

例えば、チャールズ・(チャーリー)ウェゲリウス。
選手自体の彼のインタビューを聞いたことがあるけど、
万年アシストで、粛々と目立たず・波風立てず地味にチームにへばりつくのをよしとして、
それを公言していた。
英国車連からも世界選のいざこざで無視されたほどなのに、
それがいまやガーミンとの助監督は。

ツァベルとアルダークを比べても、監督として乞われたのは後者だった。
ヨーロッパカーの助監督フリッカンジェとか、AG2Rのグベールとかも、現役時代は監督候補という感じはしなかった。

アシスト役の方が、協調性があるから指導者向きなのだろうか?

グベールなどは確かに、南仏訛りはあるもののスマートな感じで、人当たりはいい。
(フェスティナ時代WCとして開催されたJCに来ていた。)
去年のツールのテレビ解説も、ソツなくこなしていた。


モビスターのウンスエがアシストだったことを考えても、
選手時代の主役と脇役といった上下関係と、監督のなり手は確かに別物、という気がする。

元アシストであろうとひとたび監督として指揮した人たちは、チームが解散しようが
くるくる鞍替えして幹部として、粘り強くその世界とつながりを持ち続け、
みなさんなかなかサバイバル能力が高い。


ちなみにアルジェーリの監督経験は以下の通り:(WIKIから)

1.Château D'Ax
2.Gatorade
3.Polti
4.Tacconi Sport
5.Vini Caldirola
6.Saunier Duval-Prodir
7.Domina Vacanze
8.Milram
9.GreenEDGE
10.Orica-GreenEDGE


監督だけですでに10チーム!
以前は英語全然喋れなかったが、さすがに上達しただろうか。

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2015.01.24 Sat | Road Races| 0 track backs,
RAPHA / 太陽のレースを祝福するサイクリングジャージキット To The Sun Jerseyを新発売
太陽のレースを祝福するサイクリングジャージキット To The Sun Jerseyを新発売

イギリス・ロンドン発のロードサイクリングウェアブランドRapha(ラファ)は、来たるシーズンインを象徴する太陽をモチーフとしたジャージ・キャップ・アームスクリーンのセットTo The Sun Jerseyを新発売いたします。

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西欧のロードレースでは、「太陽のレース」と呼ばれるレースがグランツールに続く本格的なステージレースの幕開けとして広く知られており、また近年ではこの1月からオーストラリアで灼熱の太陽のもとレースが開催されており、太陽はシーズンの始まりの象徴です。Raphaでは「太陽へ」To the Sunと銘打ち、シーズンインの高揚を爽やかなデザインで表現。強い日差しからライダーを守るキャップとアームスクリーンとのセットで販売いたします。

ジャージはRaphaのレース用ジャージである「プロチームジャージ」をベースとした高いフィット感と高性能な生地が特徴で、暑いコンディションでも快適なライドを約束します。Raphaの2015年春夏コレクションからの先行リリースとなる本作で、太陽のさんさんと輝くシーズンのライドをお楽しみください。

To The Sun Jersey
価格:27,000円(アームスクリーン、キャップ込)
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
商品ページ:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/to-the-sun-jersey-bundle/product/PNJ01
2015.01.13 Tue | Road Races| 0 track backs,
2015 年 Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム体制発表
2015 年 Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム体制発表
平素は、NPO 法人サイクリスト国際交流協会(本部:千葉県成田市/会長:須藤むつみ)
が活動を支援する女子自転車レースチーム「Ready Go JAPAN」にご声援をいただき誠に
ありがとうございます。昨年は全日本選手権ロードレース、個人タイムトライアル(TT)ロ
ードレースでのダブル入賞を果たし、さらには全日本マスターズ選手権トラックレースの
「2km 個人追抜き(IP)」において、チーム設立初の全日本チャンピオンを輩出することが
出来ました。これも多くの皆様からのご声援とともに、ご協賛各社様や関係者の皆様のご
尽力によるチーム所属選手の頑張りが結果に繋がったと考えております。

そして今年、おかげさまでチーム設立 7 年目を迎える弊チームの 2015 年チーム体制およ
び活動メンバーにつきまして、昨年 8 月のトライアウト合格を経て新加入した 4 名のテス
ト生の昇格を含めた新体制を発表します。これによりチームは今年、下記のように選手が 9
名(うち高橋 吹歌選手のみ 4 月 1 日より選手に昇格、ほか 1 名は昨年より活動休止)、そ
してプレイングコーチ 1 名の全 10 名でチーム活動をおこないます。

更に今年より女子自転車ロードレース選手の強化と普及を鑑み、日本国内の主なレース
をセレクトした「日本女子自転車ロードレースランキング(名称は仮)」の運用を開始します。
詳細は 2 月に改めて発表しますが、ランキング対象レースは全日本選手権レースを中心に
様々な運営団体のレースを組み込み、幅広い世代の優秀な女子ロード選手を皆さんに応援
いただける企画として、こちらも併せてご注目いただきます。


2015年・Ready Go JAPANチーム選手写真
※写真撮影すべて:加藤 智
上段左より:伊藤千紘、斉藤千夏、米田和美、寺田有希、高橋由圭
下段左より:大矢倫代、小沼美由紀、高橋吹歌、高橋夏美、須藤むつみ

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<NPO 法人サイクリスト国際交流協会会長・須藤むつみのコメント>

2014 年につきましては、弊法人支援事業「Ready Go JAPAN」チーム活動の 6 年目とな
り、初の試みや初めての快挙を得ることが出来ました。特にトライアウトを 8 月の開催に
引き上げたことにより、合格した選手を「テスト生」としてチームと帯同する期間をある
程度設けチームの活動をより一層理解した状態でチームに正式加入させる仕組みが出来ま
した。その中で Ready Go JAPAN チーム所属選手たちは、チームの目指すところに向い一
丸となって切磋琢磨しました。その中でベースとなるレースでの活躍はもちろんですが、
自転車普及に関わる活動についても積極的に協力してくれました。その活躍の折々で多く
の方々からチーム所属選手たちへ、たくさんのご声援をいただきましたことを、この場を
お借りして御礼申し上げます。

チーム設立 7 年目となる今年・2015 年からは、以前のように「正選手・サテライト選手」
という仕組みを撤廃、1 月から所属の選手は全て「選手(レギュラー)」扱いとし、今年も
8 月に開催を予定しているトライアウトで合格し加入した選手を「テスト生」とする仕組み
に変更しました。これにより Ready Go JAPAN チーム一丸となって、全日本選手権レース
での勝利や海外レース参戦とともに、開催が決定した「2020 年・東京五輪」へ自転車競技
の日本代表選手を弊チームより輩出することを最大目標としたチーム強化育成プランを引
き続き実施してまいります。

そして、今年も大きく 2 つの活動を実施します。1 つはレース活動、もう 1 つは UCI 公
認の女子国際レースを日本国内で開催するための自転車スポーツ啓蒙活動です。特に「UCI
公認の女子国際ロードレースの国内実施実現」ついては、弊チームが設立当時から目標と
している「UCI 公認女子チーム」を実現するために、必要不可欠なこととなります。この
国際女子ロードレースの実現には、まず日本国内の女子選手、そして女子チームの増加が
必須となるため、弊チーム活動などから得たノウハウを広く啓蒙する活動をおこないます。
そして、このような Ready Go JAPAN チームの活動を通して多くのご期待とご声援に応え
ていきたいと考えております。

今後もレース活動を中心に、交通安全や充実した自転車生活を普及する活動など、広く
自転車を通じたチーム活動をおこなう「Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム」に、
ご声援とともにご注目、ご期待のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


<2015 年・RGJ チームご協賛各社のご紹介>
*オフィシャルスポンサー(順不同・敬称略)

・三和エナジー株式会社
http://www.sanwa-energy.com/
※生分解性潤滑油「BIOBLEND」
http://www.sanwa-energy.com/fuel/biodiesel.html#02

*オフィシャルサプライヤー(順不同・敬称略)

・株式会社 ASK TRADING:BOMA カーボンフレームおよびホイール
http://www.bomabike.com/
・Champion System Japan:RGJ チームオリジナルジャージ
http://www.champ-sys.jp/
・ミシュラン(株式会社日直商会):タイヤ
http://www.nichinao.co.jp/
・株式会社オージーケーカブト:ヘルメット、アイウエア、ボトル、バーテープなど
http://www.ogkhelmet.com/
・パワープロダクション(江崎グリコ株式会社):サプリメント一式
http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/
・FALCON(パワーアップジャパン株式会社):整備ケミカル用品
http://www.puj.co.jp/product/index.html
・コーワ株式会社:自転車専用輸送箱「BTB 輪行箱」
http://www.j-kowa.co.jp/
・武田レッグウェアー(株)、エムエムプランニング(株):高機能ソックス「R×L SOCKS」
シリーズ
http://www.bigtoe-takeda.com/
http://mmponline.co.jp/
・株式会社キャットアイ:サイクルメーターほか
http://www.cateye.com/jp/
※他オフィシャルパートナー、提携クラブチームなどはこちらをご参照下さい。
http://www.jbrain.or.jp/rgj/sponser.html
・Ready Go JAPAN チーム公式ホームページ
http://www.jbrain.or.jp/rgj/index.html
・Ready Go JAPAN チーム Facebook 公式ページ
http://www.facebook.com/readygojapan
・NPO 法人 J-BRAIN ホームページ
http://www.jbrain.or.jp/index.html
2015.01.08 Thu | Road Races| 0 track backs,
Rapha ウインターセールを開催
最大50%オフのRapha ウインターセールを開催

ロンドン発のロードウェアブランドRapha(ラファ)では公式オンラインストアと東京・大阪の直営店にてウインターセールを開催中です。最大50%オフの冬の一大セールとなります。

本セールには2014年秋冬に新登場した商品が多数対象となっているほか、季節を選ばないアクセサリー小物やシティウェアなど、サイクリストのライフスタイルを充実させるアイテムが揃います。ぜひオンラインストア、東京・大阪の直営店ラファサイクルクラブをご覧ください。

公式オンラインストアセールページ http://bit.ly/1xRPmyn
Rapha Cycle Club Tokyo http://pages.rapha.cc/ja/clubs-ja/tokyo
Rapha Cycle Club Osaka http://pages.rapha.cc/ja/clubs-ja/osaka

注目のセール対象商品

● Long Sleeve Brevet Jersey and Gilet

ロングライドに適した反射素材を用いた高視認性ジャージ。コントラストカラーのジレ(ベスト)が付属。

定価36,000円 セール価格30,600円
カラー:グレー、ハイビズピンク
商品の詳細:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/long-sleeve-brevet-jersey-and-gilet/product/LBV01


● Transfer Jacket

PrimaLoftを使用した合成ダウンジャケット。軽量・パッカブルながら、高い暴政を持ち、遠征時の移動から冬の日常着まで活躍するジャケット。

定価23,500円 セール価格13,630円
カラー:ブラック、シャルトリューズ
商品の詳細:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/transfer-jacket/product/TFJ02



● Women's Long Sleeve Souplesse Jersey

スポーティな女性用ロングスリーブジャージ。高いフィット感とサポート力を誇る、冬でも走る女性のためのジャージ。春秋はアウターとして、冬はミッドレイヤーとして活躍。

定価23,500円 セール価格17,200円
カラー:ダークグレー、オレンジ、レッド
商品の詳細:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/women%27s-long-sleeve-souplesse-jersey/product/LSO02


● Lapelled Jacket

シティライドをエレガントに演出するラペルドジャケット。ライディングフォームに適したカッティング。シャツと合わせても、Tシャツと合わせてもスタイリッシュ。寒い時期には襟を立てて冷たい空気の進入を防ぐことが可能。

定価54,500円 セール価格36,300円
カラー:ダークオリーブ、ダークネイビー
商品の詳細:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/lapelled-jacket/product/LPJ01


● Musette

丈夫なナイロン製のミュゼットバッグはちょっとした小物を持ち運ぶのに便利な肩掛けカバン。ジップ付きで貴重品が落ちるのを防ぐ。全3色。

定価8,000円 セール価格5,300円
カラー:ネイビー、イエロー、グレー
商品の詳細:http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/musette/product/MUS05


公式オンラインストアセールページ http://bit.ly/1xRPmyn再掲
2015.01.03 Sat | Road Races| 0 track backs,
オランダ人選手レオン・ファン・ボン
◆ 2015年ロードレース コーヒーブレーク VOL.1 / 周囲の数々のインチキにめげず、頑固にクリーンを貫いたレオン・ファン・ボン


暮れに、とあるオランダ選手(強豪)のジュニア時代のリザルトをたまたま目にして、あれ?と思った。

その選手は、ことごとくレオン・ファン・ボンに負けていた。

ふと思い立ってにファン・ボンの少年時代の成績を見てみると、トラックのオランダ選手権などを次々制し、
U-23ぐらいまではトラック、ワンデイで有数の選手だった。


でもプロとしてのファン・ボンは・・・イマイチ・・・

もしかして?

記事を検索してみたら、あっという間に予感は裏付けられる。


● 周囲がドーピングの話をしているとき、自分は距離を置くようにした;

● 自分は一度も何か(の薬物)を摂取したことはない(と何度も公言);

● 頑固な姿勢を貫いたことには満足している;

● バルセロナオリンピック(92年)・ポイントレースで、ジョヴァンニ・ロンバルディが失格のはずだったのに優勝となり
 自分は銀メダルとなった。猛然と怒ったが、ロンバルディの一言で納得した。「一番金を持っている奴が勝つんだよ」。
 買収しているのを知り、銀で満足した;

● ある記者との問答で、こんな回答をしていた:
 「ドーピングをしたことがあるか?という質問を今まで自分に投げかけたのは、君が最初ぐらいだよ」。
 ドーピングはしない、という発言をよくしていたので、敢えて聞く記者はいなかったらしい。



ファン・ボンというと、ツールで区間2勝はしているものの
プロではオランダ人トップとは言い難く、中庸な選手のイメージだった。
でもアマチュアの成績を見ると、立派なもので、
プロ入り後、随分ワリを食ったようだ。
クリーンを貫いたがために。


上記の「銀で満足した」、の言葉は、クリストフ・バッソンを思い出させる。
以前トクダネに、ずい分書いた選手だ。

プロトンを敵に回してアンチ・ドーピングを訴え続けた人。
彼も、「3位だった時、ドーピングをやっている奴を除けば僕が1位だ、と満足していた」
と言っていた。


残念ながら、そういう選手のファンというのはほとんど聞かない。
応援する側も、強い方がいいらしい。


結構バッソンのことは記事にして支援したけど、サロン・ド・カフェのページの人気投票で
バッソンが好き、という声を聞いた記憶もない。
ファン・ボンも。


ごくささやかではあるけれど、バッソン、ファン・ボンのことを称えたい。
貴方たちはエライ。


ファン・ボンのリザルト



2008年ツール・ド・熊野。
レース中盤、まったり走って、ヤル気がないかのよう。

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が、ゴールスプリント、本気を見せた。
最終日区間優勝!

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表彰台で。

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2015.01.02 Fri | Road Races| 0 track backs,
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