ヴィットリオ・アルジェーリとオスカル・ペッリチョーリ
◆ 2015年ロードレース コーヒーブレーク VOL.2 / 自転車チーム監督たちのサバイバル能力


チームコロンビアのスタッフ一覧をしげしげ見ていて驚いた。

元ポルティの選手で、ミルラムで助監督をしていたオスカル・ペッリチョーリが、
チームコロンビアで助監督をしていた。
それも数年前から。

下の写真はミルラム助監督時代のペッリチョーリ。
(ツール・ド・ロマンディのプロローグで、監督車に乗った時の写真。)

ミルラム解散後、やや期間を置いてコロンビアの助監督になったようだ。
幹部がイタリア人なので引きがあったのだろう。


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ちなみに上記の写真でミルラムのチームカーを運転していたのは
ヴィットリオ・アルジェーリ。(写真下)
彼も元選手で、今、オリカ・グリーンエッジの助監督。

ポルティで助監督経験もあり、今中大介さんがポルティに所属していた時、
ジャパンカップに帯同していたような気がする。

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それにしても不思議なものだ。

選手時代の名声と、監督として引く手あまたかどうかはまったく別のような気がするから。

例えば、チャールズ・(チャーリー)ウェゲリウス。
選手自体の彼のインタビューを聞いたことがあるけど、
万年アシストで、粛々と目立たず・波風立てず地味にチームにへばりつくのをよしとして、
それを公言していた。
英国車連からも世界選のいざこざで無視されたほどなのに、
それがいまやガーミンとの助監督は。

ツァベルとアルダークを比べても、監督として乞われたのは後者だった。
ヨーロッパカーの助監督フリッカンジェとか、AG2Rのグベールとかも、現役時代は監督候補という感じはしなかった。

アシスト役の方が、協調性があるから指導者向きなのだろうか?

グベールなどは確かに、南仏訛りはあるもののスマートな感じで、人当たりはいい。
(フェスティナ時代WCとして開催されたJCに来ていた。)
去年のツールのテレビ解説も、ソツなくこなしていた。


モビスターのウンスエがアシストだったことを考えても、
選手時代の主役と脇役といった上下関係と、監督のなり手は確かに別物、という気がする。

元アシストであろうとひとたび監督として指揮した人たちは、チームが解散しようが
くるくる鞍替えして幹部として、粘り強くその世界とつながりを持ち続け、
みなさんなかなかサバイバル能力が高い。


ちなみにアルジェーリの監督経験は以下の通り:(WIKIから)

1.Château D'Ax
2.Gatorade
3.Polti
4.Tacconi Sport
5.Vini Caldirola
6.Saunier Duval-Prodir
7.Domina Vacanze
8.Milram
9.GreenEDGE
10.Orica-GreenEDGE


監督だけですでに10チーム!
以前は英語全然喋れなかったが、さすがに上達しただろうか。

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2015.01.24 Sat | Road Races| 0 track backs,
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