ティンコフ、リース監督と契約終了
ティンコフのオーナー、オレグ・ティンコフが、29日に正式発表する、とツイッターで公言していた件が、
ついに公式サイトに出た。

こんな大事な発表のとき(29日に帰国していたとしたら直前)に、中国、日本などアジア周遊をしていたティンコフ氏。

恐らく彼はいくら自転車好きとはいえ、企業人で、しかもオーナー社長で、
従業員のレイオフなどに違和感がないのだろう。

スポーツの世界に、そうした気質をそのまま持ち込んでしまった。
「列伝」クレーデンの項で書いた通り、テレコムにしても、企業倫理をもちこみすぎて、
選手間の結束が損なわれた。

スポンサーがチームに不満な場合、撤退するという話ならわかるけれど、
競技を牛耳るはずの監督が、スポンサーから競技面においてもここまで牛耳られるのは
遺憾な話。

成績不振が直接原因でないとしつつも、
コンタドールのルータデルソルとサガンのティレノ区間勝利しかないという点をあえて発表時に述べている。
となるとやはり不満なのだ、現状に。

昨日もサガンはヘント~ウェヴェルヘムで前を追いきれなかった。
あのような悪天候の中、追走するプロトンの前で気を吐いてはいたのだが。
順位は10位。
内容も、6分以上遅れの上に、競り合いでクリストフを追抜けなかった。

確かにチーム状況は悪い。
けれど今回の人事は、逆効果にもなり得る危険をはらむ。
みんな一丸となって勝とうという勢いをそぐような決断だ。
実際、コンタドールはリースを評価していた。


かつて、リースが次々ブートキャンプなど新機軸を打ち出し、
嬉々としてチーム運営をしていたあの頃がなつかしい。


以下は2012ツール。
あの頃すでに(まだ第二スポンサー時代)、親子ともども(右側は息子)、我が物顔で振舞っていた。


P1110765.jpg

チーム発表:
http://www.tinkoffsaxo.com/news/tinkoff-sport-bjarne-riis-reach-mutual-agreement-contract-termination/
2015.03.30 Mon | Road Races| 0 track backs,
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