15年前のロードレースニュースの時代感
1999年~2013年のロードレースニュースのアーカイブをLivedoorサイトに移行する作業をする中、
、フランドル一周にスペインチームが一切出場しなかった話が登場し(2001年春先のニュース)、
ワールドツアー制度などなかったあの頃は、出場レースをチームがかなりの自由裁量で決めていたのを思い出した。

15年前の丁度今日、つまり2000年5月19日にインプットしたニュースを再掲してみるとー

◆ベルツィンの「どうなってるの?」

ジロの直前のヘマトクリット(ドーピングの指標となる血液成分)検査でひっかかり、モビルレッタを解雇された格好だったベルツィン。しかし、チーム幹部は、必ずしもドーピングのせいだったとは言い切れない、結論を急ぎすぎたと述べた。

そして、もしも彼さえよかったら戻ってきてもいいと。更に、監督は、「ダメージによる損害賠償で僕を訴えたかったら訴えてもいい」とまで言った。

今回の一件で、チームはフィアットのスポンサーの一部を失う可能性もある。となると、ベルツィンの年俸に影響が出る可能性あり。



当時ヘマトクリットの値が50%を超えると完全アウト、という認識があったにもかかわらず、
まあいいか、の空気が蔓延していたことを痛感する。

そういえば、ベルトランも、1990年代後半に何度かヘマトクリット値に疑惑を抱えつつ、
不問に付されてきた経緯がある。

かと思えば、パンターニなどはヘマトクリット値が超えたからとジロ優勝を目前に追放されるなど
基準がなんとも場当たり的なこと。

この曖昧さが、いまだに根深い問題を残している。


ちなみに、私が上記のニュースに注目した理由は、丁度15年前のニュースだから、というだけではない。

先日パンターニの映画「イル・ピラータの真実」の試写会に行き、
そこで見たベルツィン(ベルジン)の体型が見る影もなく驚いた。

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映画の中では時代の証言者としていい味を出していたけれど、
名前のキャプションがなければ本人とは気づかなかった。

金髪をゆすりながら、TTで軽やかに舞ったあのベルツィンはいずこ?

ああ時は流れる。
2015.05.19 Tue | Road Races| 0 track backs,
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