ルーベン・プラサ
 ジュニア時代の輝きをプロにもちこせず、ポルトガルのコンチネンタルチームでの奮闘人生を経て初のビッグウィン


2015ツール第16ステージで初優勝をあげたルーベン・プラサ(Ruben Plaza、プラザと書いてプラサと読む)。

地元スペインチームにおいては、なかなか監督から全幅の信頼をおかれず、
新しい選手が加入する際、すぐに交代メンバーとして放出される、
そんなイメージが強い。

07年末、トップチームから格下のポルトガルチームへと移籍したので、
その後の状況が気になっていた。
08年アルガルヴェ一周の際に見かけ、マークした一人だった。


ルーベン・プラサ(当時はポルトガルのベンフィカ所属)

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TTが得意で、長い手足をもてあますかのように疾走する姿が印象的。

アルガルヴェ一周の折には、TTで勇姿の写真を撮るぞ、と意気込んだが、当日はあいにくの雨。

さらによりによってプラサの時は焦り過ぎてまともに撮れず。
当時のデジカメの連写スピードの遅さを嘆いた。


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この長い手足。
たしか身長は190cmほどだったかと。

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iBanesto.comでデビューし、スペインチャンピオンになったりしたが、全体的にケガで精彩を欠き、
やがてケルメ(コムニダバレンシアナ)へ。

その後iBanesto.comの後身ケスデパーニュに返り咲いたがしかし
数合わせだったのか、たった1年限りで放出。

ポルトガルのベンフィカへ移籍を余儀なくされた。
(ここにあるアルガルヴェ一周の写真にあるのが、ベンフィカ時代のプラサ)。
でもそれもたった1年限り。


翌09年は、ポルトガルのコンチネンタル・リバティセグロスへ。
プロツールチームを経て、プロコンからの降格だった。

その後、iBANDSTOの後身となるケスデパーニュ(後にモビスター)でトップチームに復帰することができ
なかなかのサプライズだった。

でもやはりラストラスやエルヴィティのような固定メンバーという位置づけは得られなかったようだ。

今年からイタリアチーム・ランプレに移籍した。


そして昨日のエスケープ。
苦しそうな表情。最高の功績をたてるべく必死で逃げていた。

アイウエアやヘルメットで顔全体は見えないが、
少なくとも顎のまわりの皺が、年月を物語っていた。

かつての面影は、あるようなないような。


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ジュニア時代は国内選手権などで活躍していた。
なかなか芽が出なかったけれど、35才でようやく一花咲かせることができた。
サガンの活躍で、周囲のインパクトは薄かったかもしれない。
それでも本人にとっては生涯に誇れる一勝となった。

その間、さまざまな挫折もあったのだろう。
本人の雰囲気の変化に年月をまざまざと感じた一晩だった。


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● 過去のロードレースニュースアーカイブ復活状況: 
2001年5月13日分(「ファッサボルトロのメカニック、永井孝樹さんのラジオ放送」まで終了)

http://blog.livedoor.jp/maillotblanc/
2015.07.21 Tue | Road Races| 0 track backs,
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