カンチェッラーラ 世界選断念
◆ ファビアン・カンチェッラーラのツキのない1年・・・ ケガ、そして腸疾患


カンチェッラーラの不運が止まらない。
このたび体調不良で世界選ロード出場を断念することを明らかにした。

彼が、北のクラシック、ツール、世界選、国内選手権、そのどれかひとつで勝利をあげらなかった1年など、
ここ10年記憶にない。


世界選ジュニアとU-23で表彰台にのぼり、若いころから才能を開花させていたカンチェッラーラ。
とはいえ、プロ入り当初はどちらかというとおちゃらけキャラのイメージが先行していた。

世に広く強さをアピールしたのはファッサボルトロ時代の2004年ではなかったか。
ツールのプロローグで1勝し、コミカルな雰囲気の中にも実力があることを印象づけた。


2004年ツールにて、カンチェ:
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世界選ロードTTでは、2005年での3位を経て翌2006年には優勝。
以来4度同種目を制覇した。

また同年、つまり2006年には、パリ~ルーベで初優勝。
以来スター街道まっしぐら。
同時にパーソナリティにも落ち着きが備わった。

毎年着実にビッグレースで存在感をアピールしてきたものの、今年はオマーンとアドリアティコの各1勝にとどまり、
2000年にマペイでスタジエールとなり翌年正式プロになって以来、
最低の勝利数となった。


今年、最初のつまづきは、E3。
クラッシュで椎骨2カ所骨折という不運に見舞われた。

その後ケガを治して出場したツールでは、勝利はなかったものの2日目に総合タイムで首位となりマイヨ・ジョーヌを着用。
黄色いウエアで出走したその日に、衝撃的なクラッシュで骨折、リタイアとなったのは記憶に新しい。

今回ブエルタで再度復帰を図ったものの、今度は腸疾患で力が出ず、棄権を決意した上、
世界選も不出場を決めたという。

下記CNの記事を見ると、カンチェッラーラほどの人でも、執拗な大ケガや体調不良による
精神的ダメージは侮れないことがうかがわれる。

現在34才。
世界選TTでの4勝は記録ながら、トニー・マルティンが3勝で迫っている。

手つかずのアワーレコードへの挑戦は果たせるのか。
来年の再起に賭ける。


http://www.cyclingnews.com/news/cancellara-ruled-out-of-world-championships-in-richmond/




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● Updated : ウルリッヒ吼える
2015.09.04 Fri | Road Races| 0 track backs,
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