雨のタイムトライアル その2
2017年ツール開幕のTTはあいにくの雨。

2003年、100年記念のツール最終日前日を思い出す。

フロイド・ランディス:
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雨降りしきる中、顔をしかめる選手たち。
この時の雨は半端ではなかった。


ヴィアチェスラフ・エキモフ
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USPの選手たちを次々カメラに収めたものの、
肝心のランスの写真は1枚もない。
スタート前、コースを偵察に来た時の写真がかろうじてあるだけ。

雨にさらしていたせいで、やがてカメラは2台とも壊れ、
終盤スタートの選手たちを写真に収めることはできなかった。


ただ、その後TVに映ったランスvsウルリッヒの写真はある。
雨のTTを見た後一人先に帰国したツーレが、
機内で撮影した。
飛行機に搭乗したら、カメラが再起動し始めたという。

2人の闘いは並列で報じられていた。


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ウルリッヒ、クラッシュのシーンも。

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大事には至らなかったものの、
僅差を逆転して優勝、というシナリオは潰えた。
僅か1分程度の差で、総合優勝はランスの手に。
その後、汚れた優勝と判定され、タイトルははく奪されるわけだが。

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ボーヘルト:
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サンディオ
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ブルセギン
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翌日、ひとり最終日を見物した私。
相変わらずカメラは壊れたまま。

100年記念で目の前にいるインドゥラインやデルガドを
目に焼き付けるしかなかった。

カメラが動き出したのは帰国した翌日のことだった。
2017.07.02 Sun | Road Races| 0 track backs,
雨のタイムトライアル:バルベルデは膝蓋&距骨骨折
ブエルタでは表彰台経験もあるのにどうもツールではツキがなく相性が悪く、
つまらない場面でケガをして途中棄権してしまう・・・
そんな印象があったアレハンドロ・バルベルデ。

でもそれは初回と2回目のことで、その後10年間は、
7回出場中、一度もリタイアはなかった。
まさか再び思いもよらぬリタイアに追い込まれるとは。
しかも初日に。


待ちに待ったツールは、雨のタイムトライアルで幕を開けた。
マーク・カヴェンディッシュが朝から「嫌だな」とつぶやいていたとおり、
オープニングにしては波乱が多すぎた。

魔のコーナーでクラッシュしたのはバルベルデのほかに、ヨン・イサギレ、
トニー・ガロパン、ジョージ・ベネット、ニコラ・ロッシュ、ディラン・フルーネウェーヘン。

うち、バルベルデとイサギレのスペインコンビはリタイアに。
前者は、スリップして落車した瞬間より、
バリアに激突したときの衝撃がすごかった。

心配そうなウンスエGMの表情が何とも言えない。
すぐさまデュッセルドルフの大学病院へ搬送。
膝蓋&距骨骨折と診断された。

距骨の図解は、例えばこちらのサイトなど:

イサギレは腰部骨折・挫傷、それに伴い椎骨への影響が心配され、
手術が必要と考えられる様子。

バルベルデとイサギレは、つい立てで仕切られてはいるものの
隣り合わせのベッドで一夜を明かした。


強力な助っ人を失ったナイロ・キンタナは
平常心をアピールしているけれど、
幹部たちはショックを隠せない。


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2017.07.02 Sun | Road Races| 0 track backs,
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