ツールのボディガード系譜 元ボクサーと元大統領SP
(写真は2003年ツール。左手臙脂のポロシャツ姿の男性がランスのボディガード
アーウィン。華麗な経歴の持ち主で、以下文面のとおり、
気を緩める時と張りつめる時のメリハリがすごかった。)

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2018年ツール第17ステージ後、警官によりクリス・フルームがファンと間違えられ
ひと悶着あった一件、
ボディガードがいたのになんであんなことに、、、
という気持ちを抱いた。

キーワード、ボディガードについて考えているうちに、
ツールでボディガードを始めてみたのはいつだっけ?という方向に思考回路が誘導され、
少なくとも私の所見は2002年だったと気が付いた。

手配したのはもちろんランス・アームストロング。
選手にボディガードなど聞いたことがなく、驚いた記憶がある。


目新しかっただけに、新聞にもボディガードに関する記事が大きく載っていたのを思い出す。

それがこの人、フランス人元ボクサーのティエリー。
2002年ストラスブールのステージで撮影。

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ただし粗暴で評判はいまいち。
翌年は交代と相成った。

そして、2003年には、こんなにこやかなそして決してガタイも大きくない男性が
ランスのボディガードを務めた。

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彼の名前はアーウィン。
気さくに話しかけてきて、こう言っていた:

「今回ボディーガードは僕一人。昨年はフレンチチャイニーズのティエリーだった。
僕はオースティン、テキサス出身。ランスやジョージ・ブッシュ大統領と一緒さ。
そう、僕は大統領のボディガードもしていた
ボディガードに見えないって?その方が都合がいいかもね。
武道は、空手と柔道をやっているんだ」。


下は無防備な姿のアーウィン。
偶然ホテルが一緒だった。

実はランスはフィニッシュ後ひとりヘリコプターでホテルに戻り、
お役目が終わってリラックスしているところ。
ほかのアシストが乗ったバスはまだ到着していない。

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そのほかこんな話もしてくれた:

「ランスはとってもいい人だよ。手足が動かない子供と、今年も再会して、とても いたわっていたよ。彼という人は、人知れずにこういうことをしているんだよ。こういうことをPRに決して使わないんだ。 」

「ランスは離婚の危機があったけど、もちろん乗り越えた。どこの家庭でもあるのと同じだよ。先日奥さん、子供3人が来て彼と合流したよ。息子のデュークは3歳。とってもかわいくてね。。(注:これは最初の結婚の離婚前の話。このツールの後に離婚した。)」


アーウィンは、ものすごくにこやかに人当たりよく話してくる反面、
少しでも不穏な空気を察知すると、たちまち眼光鋭く変身した。
その切り替えは見事、としかいうほかなかった。

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そこがプロのボディガードなのだろう。

それに対し最初のボクサー ティエリーは、常に相手を威嚇した顔つきで、
怖さで人を払いのけていた。

その後カデル・エヴァンスもボディガードをつけていたし、
露払いとして、ツールの景色の一部になった。


2005年、ランスのボディガードは再び交代していた。

無題 


2008年ツール第一ステージ、カデル・エヴァンスのボディガード

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=== 以下ランスマニアさんのメールから ===

(フルームと警官の小競り合いについて)
「ボディガードがボディガード役になっていない気が、、、」

ーーーーーーーー
(応援するフルーミーについては)

もちろんジロのミラクルがあるので
金曜のアスパン、ツールマレー、オービスクでの逆転も期待してしまいます。

出場が危ぶまれていたことも考えると
贅沢な悩みですが、
パンターニ以来20年振りの
ジロツールのダブルツールを
見たいなぁ


2018.07.27 Fri | Road Races| 0 track backs,
ツール出場2回目のシルヴァン・シャヴァネル
ツール18回連続出場中のシルヴァン・シャヴァネルは、
これを最後の大会と定めているそう。

2001年、あるいは2002年のVelo Magazineにシャヴァネルの特集があって、
有望な新人、と書かれているのを思い出す。

だから、2002年ツールで彼を見かけた時、即座にシャッターを切ったのだと思う。
腕の色が見事に2色になっていて、驚いた記憶もよみがえる。

なつかしい写真。23歳のお姿。
今年を含め18回出場したツールのうち、これは彼の2度目の大会に当たる。

今とあまり変わらない。

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オランジュのホテルに1泊したら、そばの宿に彼らがいた。
当時のチーム名はボンジュール!
ベルノドー監督のもと、ディレクトエネルジーの前身ともいえるチームだ。


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あの年、ツールで目撃した選手たちは、
ほとんどプロトンには残っていないはず。

別の形でレースを支える役割を得て、現場に戻っている人は多々いるけれど。

2018.07.21 Sat | Road Races| 0 track backs,
サガン・フォンドは11月1-3日開催
ツール開幕が迫る中、
大波乱がなければマイヨ・ヴェールはペテル・サガンががっちりつかむのだろうな
などと思っていたけれど、
彼がポイント賞を獲っても、埼玉クリテ参加は無理っぽい、
との情報が。


https://www.saganfondo.com
> 11月1日から3日
> サガンフォンドがカリフォルニアで開催
> さいたまクリテは11月4日
(Email from ランスマニアさん)


時差を考えると、カリフォルニアの3日昼は、すでに日本では4日だし。

いずれにせよ、まずはツールの行方を注視するとしましょうか。

2018.07.02 Mon | Road Races| 0 track backs,
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