モルティローロのステージにおけるアルベルト・コンタドールの秘策
その昔、といっても1980年代まで、ウール素材のジャージを着用することは珍しくなかった。
ウールのジャージでツールを制覇した最後の選手は、1987年のステファン・ロッシュだった、
などという話も聞く。

真偽のほどはきちんと調べてはいないけれど、ともかくウエアが勝負を左右する
といった発想は、1990年代まではなかったのではないだろうか。

USPが山岳用の特殊ウエアを用意したのは2000年代前半のことだ。
脇のところが薄いメッシュ素材で、画期的に映った。


2004年ラルプデュエズTTにて、USPのチェチュ/下はアセヴェド:

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時代は移り、いまやあらゆる条件で優位に立とうという動きが活発化し、
ウエアの改良も進んでいるらしい。

ジロ・モルティローロの決戦を前に、コンタドールは新素材の山岳用ウエアを支給されるそうだ。

エアロダイナミック性をある程度犠牲にして、下りで冷えないよう
汗を逃がしてやる構造になっているという。(*)


かつて、競泳用水着「レーザー・レーサー」なるものが流行り、これを着た選手たちは次々世界記録を出し、
やがて着用禁止となった。

ポリウレタンが入っていたとかで、以来繊維ONLYと規定されたようだ。

ロードのウエアの技術革新は、今度どこまで突っ走るのだろうか。


原文(*):
La Sportful, che veste la Tinkoff di Contador, produce una maglia speciale per gli scalatori, meno aerodinamica ma con una migliore traspirazione per non raffreddarsi in discesa.(ガゼッタから)
2015.05.26 Tue | Road Races| 0 track backs,
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