さよならエマヌエーレ・シロッティ
イタリア人フォトグラファーのシロッティといえば、昨今ではステファノが知られているけれど、
10年ほど前までは、父エマヌエーレを指したものだった。

ちょっと風変わりで、マイペース。
やや浮いた趣がなくはなかったものの、しっかりとその存在を周囲に認めさせていた。

その彼が、77才でなくなったという。

息子がネットなどを通じてあまたの写真を次々リリースするうちに、
父のことはいつしか忘却のかなただった自分に気が付いた。

訃報に接し、懐かしさがこみあげる。

2000年代半ば、ツールや春のクラシックなどでよくその姿を見かけた。
そのうち息子と父という2人のコンビでくりだす姿を見るようになり、
やがて父は第一線からひっそり姿を消した。


今思えば、世代交代の引き継ぎシーンを私は目撃していたことになるらしい。


さて、彼の写真を探してみよう、と思い、どのレースなら写り込んでいるだろう、と考えた。
ツールでどこかに写っているはずだけど、写真の数が膨大だ。

2006年の世界選で見かけたことは間違いない。
当該写真フォルダーから探してきた。
いたいた。

写真右端。

P1170563.jpg


ジャーナリストのカメラを奪って集合写真を撮ろうとするディルーカとやりとりするシロッティ。

P1170568.jpg


雰囲気や風貌が似ている息子が跡を継ぎ、頼もしく思っていたのでは。

ご冥福をお祈りします。
2015.06.15 Mon | Road Races| 0 track backs,
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