ブエルタで失格になったニバリ その問題シーン
ブエルタ第2ステージで過去優勝経験ある選手がズルで失格・・・
戦前のぐちゃぐちゃな冒険譚が展開した戦前のツールならまだしも、
前代未聞の出来事だ。

ヴィンチェンツォ・ニバリがサポートカーにつかまって走ったとしてレース後失格。
レースを去った。
しかも、失格やむを得ず、と思われるほど露骨なヒッチハイクだった。


某ワンデイレースで、アシストのルーベン・ロバト(サウニエル)が上りで監督車につかまり青息吐息で上る姿は見たことがある。
後方でコミッセールの目が届かなかったからそのままおとがめなしだったが、
ひとりではとても上れない程足が動いていなくて、車の力で上っているのがアリアリ。
見つかっていたら一発アウトだったはず、そう思った。


しかし、ニバリの場合は、それよりもある意味印象が悪い。
もう上れない、そんな状況ではなく、
それこそ電動モーターばりにスイスイ”運ばれて”行った。

落車で復帰に手間取り焦ったのはわかる。
こんな序盤だからこそつまらないタイムロスは回避したかったのだろう。

しかし、そういう不運な強豪選手は過去枚挙にいとまがない。
それがレース。

グランツール(GT)全制覇者としてプライドはなかったのか、と思えるほど、残念で後味の悪い出来事だった。

ファンに対する謝罪をその夜Facebookにアップし、自分が間違っていたこと、今年1年うまくかみ合わないことなど記し、
悔いている様子は伝わった。

過去のグランツール優勝者の不運に対し、敬意を表してプロトンが待つこともなく行ってしまい、
それなら自分も紳士的態度を捨ててもいい、そんな魔が差したようでもある。

ただ、上述のとおり、こういった不運はバルベルデやコンタドールも経験している。
紳士的態度を望むには、まだレースは序盤すぎた。
さらに昨今、そういった紳士協定も脆弱になりつつある。
周囲の状況はさておいて、やはり英雄にはスポーツマンシップを貫いてもらいたかった。


結局、彼のGT戦歴には、しみのような汚点がついてしまった。(下の表参照)





GTにおけるヴィンチェンツォ・ニーバリの戦歴:
グランツール 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
 ジロ ****● ****●19 ****●11 ****● ****●3 ****●2 ****● ****●1 ****● ****●
ツール ****● ****● ****●20 ****●6 ****● ****● ****●3 ****● ****●1 ****●4
ブエルタ ****● ****● ****● ****● ****●1 ****●7 ****● ****●2 ****● ****●失格






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・オチョアが記者たちの前に姿を現した日、他
2015.08.24 Mon | Road Races| 0 track backs,
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