トム・デュムランの履歴書
◆ 父は体外受精専門医、家庭内では機密事項重視


ブエルタでコツコツタイム差を稼ぎ、第19ステージ終わって目下首位。観衆を連日沸かしているトム・デュムラン。
以前、そんな彼について調べたことがある。


小粒なパワーで知られるAG2Rの自転車選手サミュエル・デュムランはフランス人だが、
トムの方はオランダ人。
でも名前はフランスの名前。(フランスにおけるデュムラン分布表
ルーツはフランス人なのだろうか?

結局その辺はよくわからなかったものの、付随的に以下を知った:


 父ジョンは、体外受精の専門家。==> 写真1写真2

家族は自転車競技とは無縁の世界にいる。
初めてツールを見に行った母は、人の多さや熱気に圧倒された、そんな話も聞く。

父は大学院で生物学を勉強し、その後マーストリヒト大学大学院で学び、発生学で博士課程取得。
(母は自治体勤務。)
現在、マーストリヒトの施設で、体外受精部門の主幹として活躍中。

父は、「体外受精で生まれた子供たちは体重が数百グラム多い、という有意な結果が出ており、
生後2年間は、こうした体重の開きが認められる」といった趣旨の論文を発表するなど
その道のスペシャリストとして活躍中。


● トム自身の専門、彼女の専門
トム自身、マーストリヒト大学でヘルス・サイエンスを学んだものの自転車と両立は無理、として
ロードレーサーの道へ。

一方、彼女は心理学を専門としている。
トムのために最適なスポーツ心理学者を探してくれている。
(トム自身精神的サポートは不要という主義だったが、昨今プレッシャーが増え、必要を実感)


● レース前の儀式
レース出走準備が整うと、彼女にテキストメッセージを送り、返事がくるまでメールをチェックする。
返信がないと、今日は不出来かも・・・などと思うそうだ。


● モビスターのヘッド ウンスエ氏の言葉
「デュムランは、El nuevo Indurain=新たなインドゥライン かもしれない」

ただしこれは2015年ブエルタ後半のTT直前の言葉。
TTスペシャリストでありつつ山岳で活躍したため、本番のTTで失速しないかどうか注視する、と言っていた。
実際TTで優勝し、ウンスエの予想は当たった格好に。

---

GT(グランツール)を狙える上れるオランダ人として、
マイケル・ボーヘルト、ロバート・ヘーシンクを凌駕する勢い。

TTの力を中心に才能は早くから認められ、2011年オランダのラボバンクコンチネンタル入り。
翌年からプロジェクト 1t4i → アルゴス・シマノ
ジャイアント・シマノ~元ジャイアント・アルベシンと王道を歩んでいる。


参考: http://www.hedgehogcycling.co.uk/5-facts-about-tom-dumoulin.html
2015.09.12 Sat | Road Races| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill