メカニカル・ドーピング実用化議論
メカニカル・ドーピングが取りざたされたのは、いまから約6年前のこと。

2010年、ファビアン・カンチェッラーラのロンド・ファン・フラーンデレン、パリ~ルーベにおける脅威の加速を
動画で吟味したところから浮上したのが
モーター内臓バイク疑惑、いわゆるメカニカル・ドーピング疑惑だった。


結局、あれはあくまで人力であり、モーター内臓などではない、という話でおさまったものの、
当時、彼の加速時の動きがモータースイッチオンしたように見えたところから、
かなりの波紋を呼んだ。


ところが今年、2016年、シクロクロス世界選で、しかもU23女子でモーター内蔵という
いわゆるメカニカル・ドーピングの初の実例が報告されたという。


2010年当時、モーター内蔵の実用化につきいろいろ議論があった。

一例を再掲してみる。
技術的な争点は、当時の時点ではこんな感じだった:


****** 鎌倉さんのメールから ******


メカニカル・ドーピングの話題、びっくりですね。
実現不可能なデタラメだろうと思っていたんですが、実際に仕組んだものが動画で紹介されているので、
大きさ的には、仕組める仕組めないは議論しても無駄では?と思います。


出力に関しては、あくまで補助レベルでも大分違うと思います。
日曜大工好きとしては、電動ドリルのモーターでアシストされれば、登り坂でもかなり有利になるのでは?と思いました。
ちなみに、もし電動ドリルのモーター使うなら、SKILLのもの使ってくれないかなぁ、
でもコンポはスラムだし・・とわけのわからないこと考えたりして(笑
(20年前に、SKILLの電動ドライバを買ったのは、自転車チームがあったからという、我ながらしょうもないマニアです。)


重量の問題ですが、カンチェラーラが使っていたとしたら、もちろんチームぐるみなので、特殊バイクを用意すると思います。
昨年知人が5.8kgのロード作っていましたので、チームがお金かけてもっと軽量な自転車を用意すれば、
6.8kgちょっとくらいでできそうです。

非使用時のクラッチの抵抗が解決すれば、不利ならないようにできると思います。


とか書きながらですが、私は実際には使われないんじゃないかと思います。
モーターは音がするので、横を走っていたらばれると思います。

また、ボーネンとカンチェのレベルの差ですが、”単なる力の差”と思います。

もしパンターニとかランスの全盛期の山岳のアタックでも同じように回りが付いていけないことがありましたが、
もし、今回がパンターニやランスの山岳のアタックで、「モーターが入っている」って言われたら、
納得してしまうような気もします。


********

ということで、当時は、やや夢物語的に語られていたメカニカル・ドーピング。
2016.02.01 Mon | Road Races| 0 track backs,
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