アルベルト・コンタドールの心変わり
 コンタドール、引退取り消しの兆しは2015年10月頃から ~


2015年シーズン初め、コンタドールが次年度、つまり2016年末での引退を表明したとき、
現役生活に未練はまったくなさそう、そんな印象を受けた。

そんな意思に揺らぎが見えたのは、昨年の10月。
インタビューで、顔見知りの記者からこんなことを言われた時だった。

「あの引退宣言は、鬱状態で思わず口にした感じがしたけど・・・」

これに対しコンタドールは、
引退するとは決まっていない、とむっとした様子で答えたらしい。
そしてー

無念な落車で不完全燃焼のままツールを去るとかいうアクシデントが起きれば
その限りではない、
さらに個人的なプロジェクトを果たすために続行も考えている、とも。


このやりとりに端を発して、各社は色めきだち、
コンタドールにその意思を確認する質問が乱れ飛んだ。


そしてそれ以来、毎回彼の答えは一方向に収まるようになる。
つまり、延長の可能性はある、
不運な要因や、個人的にやり遂げたいことのために、と。


鬱とか言われて、つい売り言葉に買い言葉で、引退を否定したのか、
或いは本当に未練が出始めたのか、真意は不明確だったが、
少なくとも去年初めの強い引退への憧憬は消え、
カウントダウンが始まった途端、もう少し持ちこたえられそう、そう思い始めたようではあった。


あの10月のインタビュー以来、続ける可能性に言及する方が増えていいったので、
チクリッシモ選手名鑑には、コンタドール引退を既成事実として書くことを避けた。

2016年年初の時点で、将来白紙とするのが一番正しいように思われた。

***

丁度10年前のツールにて、コンタドール。
プレゼンには出たものの、オペラシオンプエルトの余波でアスタナはツール追放。
幻の出場となった。

R0019735.jpg
2016.04.10 Sun | Road Races| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill