ダビ・カニャダの訃報
オンセ、サウニエルなどでアシスト役をこなし、皮膚がん(メラノーマ)で大変な思いをして、
2010年に引退、その後とくに大きなニュースが浮上することもなかったダビ・カニャダの突然の訃報。

(写真は2003年ジャパンカップ。)


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がんが悪化したのだろうか?
そう思って記事を読んだところ、レースにて、と書いてある。

リバゴルサといういわゆる自転車ツーリングで他の参加者とぶつかり、落車。
激しく地面にふり落とされた結果だそうだ。


ここまでせつない気持ちになるのは、恐らくこういうことなのだろう:

これまで幾多のアルプス、ピレネーの目もくらむような下りをこなし、
幾多の危険な落車にも遭遇しただろうに、
命を落とすことなくプロレースの場を乗り切って、さらに
厳しい癌を乗り越えたのに、
これから穏やかな人生が歩めそう、そんな予感に包まれていたであろうこの時期に、
愉しむはずのアマチュアの自転車ツーリングでこのような不幸が待っていたとは。。。



ガン宣告の後、2009年ジロでは走れない代わりにスタッフとして
ヴェネチア入りしていたカニャダ。
この時のチームはフジ・セルヴェット。
短命に終わったチームだ。

この時のカニャダは手術前。
宙ぶらりんということもあり、やや老け込んだ印象があった。


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チームバスの裏で女性スタッフにアタックしている姿を見たのもこの時のこと。

でもこの女性、結構つれなくて、ドライな対応ぶりで、
別の選手と仲良さげな姿をそのあと見せつけていた。

病気中だからこそ、なにか明るい材料を探したいと思っていただろうに、、、
などとやきもきしてこの光景を眺めていた。


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(写真:プレゼンでは、スタッフとして)


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2007年のツールには、急きょ代役で出場が決まり、
嬉しさ半分、哀しさ半分の想いを味わった。

というのも、引退後を見据えて、丁度 整体師の資格を取るべく勉強しており、
この時期試験を受けるはずだった。
計画を一部修正せざるを得なかった。

それでもツールに出られて嬉しそうだった。


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実は昨日、知り合いの知り合いに不幸があった。

その人は脳梗塞で九死に一生を得て復活し、杖をつきながらも
職場復帰し、家族も喜んでいた。
本人も前向きに元気そうにしていた。
しかし5年後、別のガンで急逝。
脳梗塞を乗り越えたのに、なんとも無念。。。

そんな話を聞いたばかり。

カニャダの訃報がだぶる。
皮膚がんを乗り越えたのに。。。


なんとも無念な訃報だ。
合掌。


http://www.ciclo21.com/david-canada-muere-en-la-puertos-ribagorza/
2016.05.29 Sun | Road Races| 0 track backs,
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